先日、ごはんを炊くのにストウブを愛用していること、その一番の理由は炊飯器より洗うパーツが少ないから、という記事を書きました。
ちなみに、所持しているストウブは「ラ・ココット de GOHAN」Sサイズ(1合炊き)、「Wa-NABE」Mサイズ(2合炊き)で、今メインで使っているのがWa-NABEのほうであることをさらりと述べております。
その後もストウブでごはんを炊く日々……。
コンロ前に立ちながらふと、気づいてしまったのです。
実はメインでというか、ほぼWa-NABEしか使っていない状態だということを。
Sサイズのラ・ココット de GOHANを購入した経緯
※なんか書いてて自分がわかりづらくなっちゃったので、ここからは
ラ・ココット de GOHAN=ごはんストウブ
Wa-NABE=わなべ
という表記で書きますね。ご了承ください。(いつもこう呼んでいます)
最初にごはんストウブを選んだのは「お鍋でごはんを炊きたい」「かの有名なストウブに、炊飯推しのシリーズがあるらしい」という理由からでした。
そしてSとMの二種類があるなか、1合炊きのSサイズを選んだ理由は「一度にそんなに食べないし小さいほうでいい」「小さいほうが安い」です。
当時実家暮らしだった私は、自分のためだけにごはんを炊くという機会がそんなになく、少ないその機会で実験的にひとり趣味を楽しもうという感覚だったのです。日常使いをまったく想定していませんでした。
また、こんなにお高いお鍋を買うことも初めてだったので、なるべくお安いほうでいいや……とびびってもいました。
でね、ごはんストウブSの何が良いって、フォルムがめちゃくちゃかわいいんですよ!!!
ちょっと縦長でね、ころんとしていて、もう、かわいいの!!!
ストウブ自体がどのタイプも見た目がかわいいけれども、私の中ではごはんストウブSがかわいさナンバーワン。
もともとない語彙力が飛んでいくほどのかわいさ。置いてあるだけでテンション上がる。
小さいですからね、かわいいんですけど、小さいがゆえに使いにくさもある……と思っています。
小さくてかわいい鍋、実はIHでは使いにくかった
ごはんストウブSは、火加減がちょっと難しいかもしれない!と思います。
たぶん大きい鍋に比べると沸きやすいと思うんです。容量少なくて。
火加減は弱め弱めを意識したほうがよいかと。油断すると吹きこぼれたりするかも。
個人的にはガス火であれば不便はないのですが、経験上IHとはあまり相性がよくないように思います。
ごはんストウブSは12cm!なんと、以前住んでいた家の備え付けIHコンロでは使えませんでした。
小さすぎてセンサーが感知してくれないのです。たぶん安全のためとかだと思う。
公式お通販の商品説明にきちんと「鍋底面の直径が12cm未満のものはIHでは使用できないことがあります。」と書いてありました。知らなんだ。
手持ちの卓上IHコンロだと使えるので何回かごはん炊いてみたことあるんですけど、なんか火加減うまくいかなくてだいたい吹きこぼれます。一番弱火がちょっと強いっぽいのです。
IHコンロで吹きこぼれるとなんかテンション下がるのって私だけ?フラットで綺麗なのがIHの良いところなのにブシャーッ!とこぼれたらすぐさまジュオッ!となってすごくひやひやしてしまいます……。
きっかり2杯分の味噌汁を作るちょっとしたコツ
IHとの相性の悪さもありましたが、実家を出て日々自分のごはんを炊くようになると、多めに炊いて冷凍保存しておくスタイルが基本になってしまったのもあり、ごはんストウブSの出番はほとんどなくなってしまいました。
埃かぶっちゃうからちゃんとしまってあったけど、本当は飾りたいかわいさ。もはや扱いはインテリア。
ごくごくたまに、たくさん果物があるときにジャムを作るのに使ったりしてました。
そんなこんなでこの前ストウブについてつづったあと、使わないのもったいないよなあと改めて考え、これでお味噌汁作れたらめちゃくちゃ活用できるのになあ、いや、作れるのでは?と思い至ったというわけでございます。
コツといってもなんてことはない、材料の入れすぎにだけ注意です。
汁椀2杯分水を入れる→溢れない量の材料を入れる これでOK
ぴったりの量を作ると食べすぎ防止になってよいな、と思いました。半端に作りすぎちゃうということがなくなる。
具材を多く切りすぎてしまったら、そいつらはチンでもしてオリーブオイルと塩胡椒で和えて食べたら良いです。
私はたぶん一般的なサイズの汁椀(昔ニトリで買ったやつ)を使っていますので、日頃から量多めで食べている人にはおすすめできませんけれど……ただただ溢れます……。
それと、今まで昔ニトリで買ったミルクパン(小さめの片手鍋)を使って味噌汁作ってたので、ごはんストウブでは持ち手がめっちゃ短くなったぶん注ぎづらいのかなと思っていましたがそんなことはありませんでした。
小さいし、ミトン使って両手で持ってえいっとな。きれいに注ぎきれます。
そしてその持ち手の短さからくるコンパクトさ、場所も取らないし非常に洗いやすくて良いです。
フライパンもそうなんですけど、片手鍋系のものって持ち手が長めなので、収納にしろ一時置きにしろ微妙にその分場所を取りますよね……たまにコンロ上に置いてあるフライパンの持ち手に身体を引っ掛けてしまい、肝が冷えることがあります……。
正直おすすめはMサイズです
持っているだけではもったいない、せっかくだから使ってみようと試みたら、味噌汁2杯分ぴったり作れたので、これからは大活躍させてあげられそうです。
ただ今後またちょっと相性の悪いIHコンロの環境に移る可能性が0ではないこと、ごはん炊き推奨シリーズなのだからごはん炊いてあげたい気持ちもあることから、人におすすめするならMサイズ以上と思っています。
ガス火環境固定!1食1合ジャストサイズ!な方にはSサイズをおすすめしてもよいかな〜。
ごはんに関しては1回に2合以上からのほうが、個人的には使いやすいです。
普段はわなべMを使って2合炊いていますが、ちょっと横に大きいので普通の鍋感覚というか、わなべで別の調理をしたいと思うこともしばしば。
例えば、現状わなべM1台しかないため、カレーライスを作るぞ!ってなったときに、ごはん2合もカレー1回分も同じ1台のわなべで作るのはちょっと現実的ではないのですよね。こういうとき実際は、わなべでごはんを炊き、フライパンでカレーを作っています。
思い切って炊飯器を手放すことにしたら、もう1台ごはんストウブの大きいの買ってもいいかもしれないな……でも先にラウンド20cmなんだよな……悩ましい……。
ごはんストウブSちゃんも、持っているからにはもっと活用できないかな〜と思っていて、1食分ワンポットパスタを作るのに凝ってみようかしらと考え中です。
いやしかしストウブってどんどん欲しくなりますね!最高!